【ボウリング】〜上手くなりたい人のために〜マイシューズは上達の第1歩
こんにちは!管理人のJG6BRHてす。
ボウリング、楽しんでますか?
コロナ禍の中、外出自粛やセンターの休業など、思いっきり楽しむとはいかない方が多いかと思います。
そんな時は、ネットの情報などを読んで頂き、プレー出来るようになった時に備えて研究して頂きたいと思います。
今回は用具の話を書いてみます。
歯皆さんは、ボウリングの用具と聞いて直ぐに思い浮かぶ物はなんでしょうか?
おそらく、「ボール」・「シューズ」と言う方がほとんどだと思います。
では、より良いスコアを出すために大事な用具は?、と聞かれたら何と答えるでしょうか?
おそらく「ボール」が一番多い答えではないかと思います。
事実、私自身「ボウリングをやってます」とボウリングをあまりやらない方に話した時、よく聞かれるのは「マイボールとか持ってるんですか?」という質問です。
ボウリングは、ボールでピンを倒す競技ですから、最も大事な用具というイメージは確かでしょう。しかし、競技としてのレベルアップという視点で見た時、ボールよりも大事な用具は「シューズ」です。
今回は、なぜシューズが大事なのか、シューズを購入するメリットやおススメのシューズなどをお話ししたいと思います。
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【目 次】
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1.なぜシューズが大事なの?
ボウリングに限らず、スポーツで大切な事は「バランス」です。ボウリングでは、重いボールを持ってスイングし、ボールを正確にターゲットに向けて転がします。
バランスが悪いと、正確なコントロールが難しくなり、思い通りにボールを転がせません。
バランスがしっかり取れたフォームで投球する事は、良いスコアを出すために非常に大事です。
この「バランスを取る」動作で、シューズは非常に大きな役割を持っています。次の項目で解説しますが、ボウリングシューズはボールを投球するのに適した構造になっています。この構造を活かして上手くバランスを取る事が、ボウリングでは大切なんです。
良いシューズを使う事は、良いスコアを出すための第一歩、上級者になるとシューズにもいろいろなこだわりと工夫があります。それほどシューズは大事です。
2.マイシューズとハウスシューズ
では、具体的に良いシューズとはどんなシューズでしょうか? 構造などの違いを詳しく見てみましょう。
ボウリング場に備え付けられているレンタルシューズの事を「ハウスシューズ」と言います。
一方、自分専用に購入するシューズは「マイシューズ」と呼ばれます。
最初に、ハウスシューズとマイシューズの靴底を、写真で比較してみましょう。
まず、ハウスシューズの靴底は、下記の写真のようになっています。
左右の靴底が同じ構造である事が判ります。
次にマイシューズの靴底を見てみましょう。
ハウスシューズとは構造が違う事が明確に判ると思います。
これで判る通り、ハウスシューズとマイシューズの最も大きな違いは、靴底の構造です。
不特定多数が使用するハウスシューズは左右ともに皮製です。右投げ・左投げ関係なく兼用が出来ます。
一方マイシューズは、片方だけ皮製で、反対側はゴム製です。写真は右投げ用で、左足の靴底が皮張りとなっています。このため右投げ・左投げではそのまま兼用する事は出来ません。
なぜわざわざ右投げと左投げで別々にするんでしょうか? 不便に感じますよね。
しかしこれは、ボウリングの投球動作に合わせた構造になっているのです。この構造が、投球時の安定感を生み、バランスがしっかり取れた投球を可能にしています。
ボウリングの投球動作では、一般的に4歩または5歩で助走を行います。
例として、5歩助走での最後の2歩(4歩目と5歩目)でどんな動作をするか見てみましょう。
4歩目は、5歩目を踏み出す準備段階です。右投げの場合、軸足の左足を前に出すために右足はしっかりと床を蹴る必要があります。
そして、強く蹴り出された左足は、爪先から滑らせながら前に進みます。スライドが止まったら、左足を軸足として体重移動をしっかり受け止めます。軸足に体重が乗る事でバランスを取りやすくなり、安定した投球が出来ます。
以上のような動作をするため、右の靴底は「しっかり蹴る」ためにゴム製に、左の靴底は「スライドする」ために皮製になっているのです。
右の靴底も皮製のハウスシューズでは、滑りますので強い蹴り出しが出来ません。
体重移動も不十分になり、軸足にしっかり重心が乗らないため、バランスが取りにくくなります。
以上が、ハウスシューズとマイシューズの構造上と機能上の大きな違いです。
マイシューズを持つ事は、ボウリングで良いスコアを出すために、第一に注目すべきポイントです。
3.マイシューズがお得!
シューズの重要性はご理解頂けたでしょうか?
「もっと上手くなりたいから、シューズ買おうかな?」と思った方、次に気になるのは「高いんじゃない?」という事ではないかと思います。
確かに、ハウスシューズは一般的に1回あたり300円前後で借りられます。
対してマイシューズは安いものでも3,000円くらいはします。約10倍ですよね。
ここで、あなたはどれくらいの頻度でボウリングに行っているか考えて下さい。
もし、1か月のうちに最低1回は行く、という方、3,000円のシューズを購入したとして、ハウスシューズは1回300円とすれば、10回行けばハウスシューズのレンタル代がマイシューズ代を追い越します。
後は、行けば行くほどお得になる、という結果が待っています。毎回ハウスシューズを借りる手間が省けて、レンタル費が節約出来て、スコアも良くなる効果が期待出来る、お得ですよね。
ただ、3,000代のシューズは機能的にも品質的にも最低限ですので、永く使うのはおススメ出来ません。おそらく消耗も早く、買換え周期が短くなってお得感が減ってしまう事が懸念されます。
購入するなら後々の事まで考えて5,000以上、出来れば7,000円台のシューズがおススメです。
ちなみに7,000円のシューズを購入された場合でも、1か月に2回のペースでボウリングに行くと、約1年で費用回収が出来ますし、月1でも2年で回収出来ます。
ボウリングを少しでも上手くなりたいなら、やっぱりマイシューズは絶対に「買い」です!
4.おススメのシューズはこれ!
最後に、どんなシューズがいいか、私のおススメのシューズをご紹介します。
(1)おススメのポイント
今回紹介するシューズは、次のようなおススメのポイントで選択しています。
・価格
初めて購入される方にとって、あまりに高価なシューズはリスクが大きいと思います。
一般的に、初めてのシューズは3,000円台から7,000円台のものがおススメされます。
上の方でも書いていますが、品質を考慮すると最低5,000円以上のものがいいと思います。
・パーツ交換
投球する際に助走する「アプローチ」は、ボウリング場によって滑り具合が違います。
これに合わせるため、スライドする皮の部分や、ブレーキをかける踵の部分を交換出来るタイプが多く販売されています。
価格帯は少し上がりますが、今回はパーツ交換出来るタイプを重視して選択しています。
投球する際のバランスの取りやすさに影響しますので、大事なポイントですよ。
(2)商品紹介
【それぞれ商品名をクリックすると、アマゾンにて購入することが出来ます】
【ここがおススメ】
左右両方の靴底が張替え可能なので、左右兼用出来るシューズです。
お求めやすい価格帯(4,500円〜5,500円)にもかかわらず、パーツ張替え可能という非常にお得なシューズと思います。
【ここがおススメ】
同じく、左右両方の靴底が張替え可能なシューズです。S-570と比較すると、価格はやや高く(7,000円〜8,000円)なりますが、付属している交換パーツの種類が多くなります。
アプローチの違いへの対応幅が広がり、安定した投球へのサポートが期待出来ます。
材質はハイグレードPU、幅は24.5cm以下がEE、25.0cm以上がEEEとなっています。
カラーにより異なりますが、22.0〜30.0cmのサイズがあります。
【ここがおススメ】
「マイシューズは欲しいけど、いきなり高いのはちょっと・・・」という方にお勧めの
シューズです。パーツ交換は出来ませんが、その分お求めやすい価格です。
初めてのマイシューズとして、経験と感覚をつかむのにはちょうどいいと思います。
パーツ交換できないので、ボウリング場によってアプローチの状態にうまく合わない場合がある事を十分注意してください。
【ここがおススメ】
「デクスター」はボウリング用品メーカー「サンブリッジ」のブランドです。高級シューズの代名詞のようなイメージですが、初心者~中級者向けの商品にも注力しています。
このシューズはサイドにジッパーが付いていて、着脱がしやすいような構造になっています。靴紐の調整が面倒だったり、なかなか締め加減が合わない方にとっては、ジッパーの締め加減だけでフィット感を調整できるのは魅力的だと思います。
シューズのフィット感が良いと、投球時のバランスも取りやすく、スコアアップの助けにもなると思います。
デザイン性の良さもデクスターの魅力。おしゃれ心をシューズにも求めたい方は、こちらのシューズをお勧めします。
5.まとめ
ボウリングにおけるシューズの重要性や、初めてのマイシューズにお勧めの商品などご紹介してきました。
どのようなスポーツでも、足元が不安定で良い成績を出せることはありません。しっかりバランスを取れて、初めてスコアアップに取り組むことが出来ます。
永く、楽しくボウリングをするための第一歩として、シューズの購入をお勧めします。