気ままな趣味の雑記帳

アマチュア無線やボウリング、写真撮影、パソコン自作など私の趣味のお話や、日々の出来事などを綴っていきます

【ボウリング】〜上手くなりたい人のために〜狙ったところに投げよう

 

こんにちは! 管理人のJG6BRHです。

ボウリングのスコアアップのコツ、その第一はコントロール、「狙ったところに投げる」事です。

しかし、大多数の初心者はなかなか思い通りにボールがコントロール出来ません。真ん中を狙っているつもりでも、ボールは気持ちと裏腹に右へ左へ・・・

どうすれば、上手くボールをコントロール出来るのか、今回はその方法を考えてみましょう。

 

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【 目 次 】

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1.なぜ狙い通りに行かない?

ボウリングは如何に多くのピンを倒すかを競う競技です。そのためには、しっかり狙い通りにボールをピンに当てなければ、スコアは上がりません。

 

しかし、多くの初心者ではなかなか狙い通りにボールを投げられていないと思います。

その原因はいろいろあると思いますが、基本的には「闇雲にただ投げている」からです。

いや、そんな事ない!、しっかり狙いを定めてるよ?」という方もいらっしゃると思います。しかし、その狙い方は本当に正しいですか?

 

上級者のボウリングを見ていると、いとも簡単にストライクを出しているように見えます。しかし、これは大抵「必然」的にストライクをしっかり狙っています。 

「ここに投げればストライクになる」という狙い方を解っているんです。

 

一方、初心者の方は「だいたいこの辺りに投げりゃいい?」という感じで、「偶然」狙ったところにボールが行くような投球になっています。

 

どんな方法で、何処を狙って、どう投げるか、それを知るのが「狙い通りにコントロールする」コツです。

 

2.ターゲットはピンではない?

ボウリングのターゲットであるピンは、投球するアプローチから約18m先に立っています。

ここに、正確にボールをコントロールしなければならないのですが、これは大変難しいです。

 

そこで利用するのが、ファールラインから約5mのところに記された「スパット」と言う三角のマークです。

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スパットは全部で7つ、等間隔で記されています。さて、18m先の遠くにある目標と、5m先の近い目標、どちらが狙いやすいですか?

考えてみれば答えは簡単なはずですね。

 

ボールを狙い通りに投げるコツ、その第一歩が「スパットを狙う」事なんです。

 

3.しっかり構えよう

ボウリング場で、上手くボールをコントロール出来ない人と、しっかりコントロールしている人の、投球動作をよく観察してみましょう。

すると、ボールを持ってアプローチに上がった時から、既に違いが見られます。

 

初心者などコントロール出来ない人は、大抵ボールを持ってアプローチに上がると、そのまま助走を始めます。立ち止まる人もいますが、1〜2秒も止まっているかな、という感じ。

 

対して上手い人を見ると、まずアプローチでしっかり止まって構えています。これがまず大きな違いです。

では、止まって構えれば上手くなるでしょうか?  もちろんそんな簡単な話ではありません。

 

しっかり構える目的は、まず「立ち位置を決める」事です。

例えば、ボウリングのピンが1本しか無ければ、どこに立って投げようが、目標に向かいさえすればOKです。

しかし、ボウリングは10本のピンを如何に倒すかを競います。そのためには、一投目のボールが正確に1番ピンを捉える必要があります。

 

更に、ただ1番ピンに当たるだけでもダメなんです。

これは、今後の記事でもっと詳しく書きたいと思いますが、確実にストライクにするために狙うべきピンの位置は、実は実験や理論で解明されているんです。ボウリングの選手はみんなそれを知っていて、しっかりそこを狙っています。

ストライクになる条件を図解したものが下記になります。

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そのためには、アプローチで適当な場所に立ってはダメなんです。

まして、ボールを持ったら立つ位置を確認する事もなく、いきなり投球するようでは、ストライクの確率は限りなく下がり、スコアアップにもなりません。

 

と、これで終わっても初心者の方は「じゃ、どこに立てばいいの?」となりますから、とりあえず一般的な立ち位置をアドバイスします。

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先程のストライクの条件を解説した図では、ボールを曲げることを条件としていますが、この図はボールを曲げることの難しい初心者の場合です。

本来はストレートボールでは必要な角度が得にくいため、ストライクになりにくいんですが、それでも上の図のような感じでコントロール出来れば、ピンが多く倒れる確率が高くなりますので、スコアもアップしやすくなります。

これを参考に、個々人のクセなどに合わせて立ち位置を微調整すればよいと思います。

極端に右端や左端に寄ってしまうと、ストライクの確率は確実に下がりますよ。 

 

4.ボールは「投げない」

最後は「投げ方」です。若い男性などでは、スピードがあれば倒れると考えていらっしゃるのか、力いっぱい ボールを放り投げる肩を時々見かけます。

もちろん、スピードはあるに越したことはありません。しかし、どんな剛速球を投げても、先ほど図で解説したように、ストライクになりやすいポイントにボールが行かなければ、ピンは倒れません。

もし1番ピンを外せば、その時点でストライクはもうほぼありませんよね。

スコアアップのためには、スピードよりコントロールを重視して投球するのが正解です。ボール放り投げるのではなく、転がすように投げるのがベストです。

 

最近よく見かける両手投げや、親指を入れずに投げる「サムレス」などはボールが回転していますので、悪い方法ではありません。ただ、やはりコントロールが悪ければ、どんな投げ方をしてもスコアアップにはつながりません。

どんな投球方法であっても、一番大事なのは「コントロール」です。そのためには、「投げる」というより「転がす」というイメージで投球しましょう。

 

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ところで、「そう言うお前は出来るの?」と言うご意見がありそうな気もしますので、私の直近一年くらいの実績をご紹介しておきます。

と言っても、大きな公式競技会などの実績は無いんですが・・・(笑)

 

2020年は、1月から12月まで練習を含めて1,010ゲーム投球しています。その結果、アベレージは206.6点、ベストスコアは300点・パーフェクトゲームで、年間3回達成しています。

 

2021年は、4月現在で練習を含めて340ゲーム投球し、アベレージは208.8点、パーフェクトゲームは1回達成しています。 

 

一応、これくらいの実績があれば、まあまあこのブログの内容も信頼していただけるのではないでしょうか(笑)。