気ままな趣味の雑記帳

アマチュア無線やボウリング、写真撮影、パソコン自作など私の趣味のお話や、日々の出来事などを綴っていきます

アマチュア無線って何? 携帯電話の普及にも負けず、根強く残る趣味の話

皆さんは「アマチュア無線」という言葉を聞いた事はありますか?

若い方には「何それ?初めて聞いたんだけど?」と言う方も多いのではないでしょうか。

 

別名「ハム」とも言われる、歴史ある趣味でもある「アマチュア無線」って何なのか、ご紹介したいと思います。

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1.アマチュア無線は国家資格!

 

アマチュア無線」を知らなくても、「トランシーバー」という物は多くの方がご存知と思います。電波を使って、離れた場所にいる人同士が会話するための機械です。

 

ザックリと簡単に言えば、アマチュア無線もトランシーバーを使って、離れた所にいる人と会話するものです。

 

だだし、アマチュア無線の最大の特徴は、「国家資格を持つ人だけが使える」という事です。

アマチュア無線をやるためには、国が行う試験を受けて、これに合格した人に発給される「無線従事者」という資格が必要です。

さらに、トランシーバーを使って会話(交信)するためには、「アマチュア無線局」を開設しなければなりません。

アマチュア無線局にも免許が必要で、「無線従事者」資格を持っている人だけが免許申請が出来ます。

 

つまり、アマチュア無線は国家資格を持つものだけが楽しめる趣味なんです。

 

2.楽しみ方は無限大!

 

アマチュア無線は、まだ携帯電話のない1980年代に大人気となりました。映画のシーンで使われるなどの影響や、電話の代わりに移動出来る通信手段などにつかわれ、広く親しまれていました。

しかし、携帯電話の普及により、通信手段としてのみの使い方をしていた人は、アマチュア無線の必要性が無くなり、どんどんやめていきました。

 

このように、無線というと電話のように二人で会話する道具、というイメージが強いのかな、と思いますが、アマチュア無線はそんな浅い世界では無いんですよ!

何たって、国が認めた免許を持っているんです。もっといろんな事が出来ないと面白くないですよね。

 

アマチュア無線は、電波法で明確に「技術的研究の業務」と定義されています。

単に誰かと交信するだけではなく、自分でいろいろ技術的な工夫をして、遠く離れた地域の人との交信に挑戦するなど、資格を持っているから出来る、という楽しみ方があるのが「アマチュア無線」と言えます。

 

3.簡単に取れるアマチュア無線の資格

 

そんなアマチュア無線ですが、冒頭から「国家試験を受けて、無線従事者資格を取る」必要があることを書いています。

そうなると、「なかなか一般人には難しくて始められないでしょ?」となりそうですよね。

 

しかし、実際にはアマチュア無線の資格は簡単に取れるんです。事実、普通の小学校低学年の児童が合格出来ています。

 

アマチュア無線の資格は一番簡単なものから第4級〜第1級までの4つがあります。

このうち「第4級アマチュア無線技士」の試験は、過去問の丸暗記で合格出来ます。試験はマークシートを使った4択式ですが、ほとんどが過去問が数値や選択肢が変わる事なくそのまま出題されます。

なので、難しい理論や公式が覚えられなくても、合格することが可能です。

ただし、覚えられるならしっかり理論などを学習した方がいいのは当然の話です。

 

電波は「公共」の財産です。それを取り扱う責任も、無線従事者は負うことになります。

 

・・・最後はちょっと重たい話になりましたが、いろいろな楽しみ方があり、広くて深〜〜〜いアマチュア無線、今後もどんどんご紹介したいと思います!